「建設ディレクター育成講座」長野県で開催実現

ITスキルで現場担当者を支援する人材を育成 ~県建設業協会、申込期限は4月15日まで~

県建設業協会女性部会は現在、6月に松筑建設会館で実施する「建設ディレクター育成講座」の参加者を募集している。事務職の女性などを「建設ディレクター」として育成することで、ITスキルとコミュニケーションスキルでオフィスと現場をつなぎ、現場担当者の書類業務を支援することが目的。長時間労働の軽減や現場担当者の本来の業務である現場管理・人材育成などに集中できる環境を整えることが可能になるという。申込期限は4月15日。

「建設ディレクター育成講座」は通常、京都と東京のみの開催だが、県建協が建設ディレクター協会と連携し、長野県内で開催を実現した。建設ディレクターについては、1月に同協会が県建設部と開いた意見交換会でも議題にのぼり、当時の長谷川前建設部長が「面白い試み」と評している。

講座は、6月16日から7月30日の期間中に全8回。受講料は1人30万円(税別)だが、厚生労働省の人材開発支援助成金を活用することで約8~17万円の助成金活用が可能だという。詳細は県建協担当まで。