橋梁桁下などの吊り足場架設を安全・スピーディーに

「QuikDeck(クイックデッキ)」(日綜産業)

 大空間建築や橋梁などのメンテナンス工事で建築物の天井下や橋梁桁下に作業フロアを確保するため、仮設の吊り足場架設を安全でスピーディーに組み立てることができる「QuikDeck(クイックデッキ)」(先行床施工式フロア型システム吊足場)。
 QuikDeckbは、従来型のパイプ式吊足場をシステム化する事により、熟練工でなくても容易に吊足場の構築可能。トラス構造による高い強度と軽量化を実現したジョイスト(主梁)や専用の高強度チェーンを組み合わせることで最大積載荷重350kg/㎡を確保している。
 「高強度材を使用することで水平旋回式の組立で吊点からの跳ね出し最大5mの先行施工が可能。吊チェーンピッチは最大5m×5mで、広い吊チェーン間隔を確保し、開口や段差のない作業床をつくることできる」(同社担当者)と説明する。
 「最大100㎡程度の床ユニットを4点で吊り上げも可能(同様に組み上げた床ユニットを立て吊りにして落とし込みも可能)。地上での地組み作業を増やし高所での作業を最小限にすることで安全性が向上、さらに工期の短縮も図れる」(同)という。
 NETIS新技術情報提供システム登録製品(令和元年度『準推奨技術』)。 

■製品に関する問い合わせ
日綜産業株式会社北関東支店/TEL048-653-7912

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