【interview】今井康之介さん(今井工務店・小谷村)

仕事の幅が広がり、楽しい毎日!見えなかった建設の魅力を学生らに

 結婚を機に石川から長野に移住し、義父が役員を務める今井工務店に入社し3年目。入社1年目は現場作業員、2年目はダンプや建機のドライバー、3年目の今年は春先から現場代理人補佐役として書類作者や安全管理を担当している。「経験を積むことで任される仕事の幅も広がり、毎日が本当に楽しいです」。8月からはいよいよ現場代理人としてデビューも決まり、いまはその現場の準備作業で忙しい毎日を過ごす。
 大学卒業後、地元石川県で3年間、消防士として働いた。「消防士も人のために働く仕事ですが、建設業も見えないところでだが人のために活躍できる仕事」。そんな建設業のやりがいや魅力も感じながら日々の仕事に励んでいる。
 そんな今井さんだが、学生時代、自分が将来、建設業で働くことは全く想像していなかったと。ドラマや漫画の主人公に描かれ、憧れを抱く若者も多い消防士と違い、仕事内容がイメージしづらいと感じていた建設業。「でも実際にやってみると面白さや楽しさをたくさん感じられる仕事だった。自分と同じように知らないだけで将来の選択肢として考えていない若者たちに何らかのかたちで魅力を伝えていければ」と。「自分にできることは限られるが、お世話になっている業界のために、自分が学生時代に見えなかった建設業の魅力をSNSなどでどんどん発信していきたい」と語る。
 その前にまずは自分自身の成長と語る。「当社には経験豊富で技術を持った先輩が大勢います。そんな先輩たちに一日でも早く追いつきたい。そのためには資格の取得にも率先し挑戦し、早く周りの人から認められ、頼られる存在になりたい」。また「会社には自分と同世代の若手も多く在籍しています。そんな仲間たちとも協力しながら皆で成長していけたら」として、20代を中心とする定例会の幹事役を務めるなど、会社全体も盛り上げにも貢献している。
 学生時代はバスケットボールで全国大会出場を経験し、石川県代表チームのメンバーとして活躍。「いまは時間がなく小休止のバスケですが、いつか地元のクラブチームで再開できれば」。温泉地巡りも趣味のひとつ。「まだ行けていない場所が沢山あるので時間をつくって家族とも楽しみたい。小谷村雨飾荘の『森の露天風呂』はおススメです」。
(取材:2019年9月、掲載:新建新聞2019年9月25日号)