通常建機を無線ロボットで無人化が可能に

搭載時間30 分、更新コスト削減も(日本キャタピラー)

  無線遠隔操縦ロボットを通常建機の運転席に搭載し、専用建機を使わずに通常の建機で無人化施工を提案する日本キャタピラー。土石流や山腹崩壊など危険が伴う現場や災害復旧現場における新しい方法として注目されている。
 同社が提案する無線遠隔操作ロボットを使った無人化施工技術は、空気圧を利用した汎用型無線ロボット「アクティブロボSAM」(コーワテック製)を使い、通常の建機をラジコン操作で無人化建機にするのも。無線ロボットのメリットについて「高額な専用建機が要らない点や、オペレーターとロボットを持参するだけで、どの現場でも無人化が可能になる」(同社担当者)と。「災害復旧現場においては、専用建機の現場輸送や費用が不要となり、現場にある建機を復旧作業用の無人化建機にすることができる」(同)。搭載にかかる時間は30分程という。
 ロボットの導入コストは「専用建機とさほど変わらない部分もあるが、ロボットがあれば建機の性能が古くなったら建機だけを買い替えればよく、更新に必要なコストを削減できる」(同)。
 無人化操作には専用建機と同じく経験や訓練も必要となるが、災害時を含め様々なシーンで活用できる無線ロボットによる無人化施工技術は、ICT活用推進や安全対策などの面でも有効な選択肢のひとつといえる。

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