3月18日オンラインセミナー第9弾「建設ミライセミナー都市土木編」

  • CPDS 4ユニット
  • 建コンCPD 3.66単位
  • 測量系CPD
  • 建築系CPD

新建新聞社主催 オンラインセミナー第9弾

継続学習制度認定講座 建コンCPD 3.66単位/CPDS4ユニット

メンテナンスの難現場に立ち向かうための最新技術

 高架橋や地下鉄道、各種地下埋設物などが更新の時期を迎え、全国各地でメンテナンスの取り組みが進んでおります。一方都市部では景観や都市機能、騒音振動、交通などへの配慮が必要となるなど、特有の課題を抱えた難現場が多く、メンテナンスに携わる技術者はそのような課題に頭を悩ませております。
 そのような難しい現場においてはメンテナンスの基礎知識はもちろん、ICTの活用など省力化、効率化への創意工夫が欠かせません。当セミナーでは、高架橋、地下、都市部の道路や舗装などの難しい現場をこなすための最新技術や、現場事例を専門家が紹介、解説します。困難に立ち向かうためのヒントが見つかるはずです。

チラシダウンロード

開催概要

※一部内容に変更が生じる場合がございます。予めご了承ください。

時間 3月18日(金)13:00~17:00 (受付入室可能12:20~)開始 13:00~
会場 オンラインセミナー(ZOOMを利用)
継続学習支援制度 ・CPDS 4ユニット ※単位の申請は事務局が代行します。
・建コンCPD 3.66単位 ※セミナー終了後、アンケート記入が必須となります。
※規約により、オンラインセミナーでは各個人での申請はできません。
定員 300名 (先着順:定員に達し次第受付終了となります)
受講料 ■ 無料 視聴のみ ※継続学習認定の希望者は代行手数料がかかります。
■ 5,500円(税込)※建コンCPD/CPDSをご希望をされる方は代行手数料となります。※どちらか1つお選びください。
(形態コード101-1 通常のLIVEセミナーと同様で、インターネット学習 形態コード403ではありません)
※CPDSのオンラインセミナー規約に従い、事務局にて視聴状況を常時確認が必要となります。WEBカメラをご用意ください。
※建コンCPDを申請される方はセミナー終了後、3日以内ににアンケートにご回答が必要となります。
申込締切 3月17日(火)12:00まで
主催 新建新聞社
共催 (一社)建設コンサルタンツ協会関東支部長野地域委員会 
後援 一般社団法人全国建設業協会 長野県測量設計業協会 ほか 

プログラム 

※一部、時間調整につき変更する場合があります。予めご了承ください。

Session 1

■ 13:10〜 14:20

『道路デザインから見た道路附属物占有物の整備-道路附属物ガイドラインの概説と無電柱化事例について-』

日本大学
理工学部教授 (まちづくり工学科) 天野 光一・昭和53年東京大学工学部土木工学科卒業・昭和55年東京大学大学院工学系研究科修士課程土木工学専攻修了・平成4年博士(工学)(東京大学・・昭和55年建設省土木研究所勤務・昭和59年フランス都市交通住宅省都市交通研究所にて研修(昭和60.7まで)・昭和61年道路局企画課に併任(昭和61.10まで)・昭和62年東京工業大学工学部助手(社会工学科)・平成4年日本大学理工学部専任講師(交通土木工学科)・平成7年日本大学理工学部助教授(交通土木工学科)・平成8年東京大学大学院工学系研究科専攻助教授(社会基盤工学)・平成11年フィリピン大学客員教授(JICA専門家)(平成12年5月5日まで)・平成13年日本大学理工学部教授(社会交通工学科)・平成25年日本大学理工学部教授(まちづくり工学科) 現在に至る

2017年10月に発行された景観に配慮した道路附属物等ガイドラインについて、その作成の基となる考え方と、その内容の中から防護柵などの柵と、標識、照明等の支柱、歩道橋などと、カラー舗装について触れる。また、道路占有物である電柱について、令和3年5月に国土交通省から出された無電柱化推進計画の概略を紹介し、国土交通省のHP等にある事例のうち、景観に配慮した無電柱化事例について解説する。

Session 2

■ 14:30〜 15:40

『地下空間の計測事例』

株式会社共栄測量設計社 
取締役総務企画部長 松林 直人・H9.3中央工学校土木建設科卒・H9.4学校法人中央工学校奉職・H13.8株式会社共栄測量設計社入社、取締役総務企画部長として現在に至る。共著「ブータン伝統住居Ⅱ・Ⅲ(ADP)」・学会発表複数。

弊社ではいち早く三次元点群測量に着目し、海外から計測機器を導入し、多様化するニーズに応えている。その中で、戦前に作られた地下埋設管の配管位置の明確化や特殊地下壕の形状計測といった”地下”についての調査依頼が増え、全国で計測業務に従事している。その事例について紹介させていただく。

Session 3-1

15:50~16:25

『高度成長期に建設されたインフラのメンテナンスに関して』

株式会社ケミカル工事
西日本支店 担当部長 佐野 力S34.9.10生
1978.4 国鉄入社 1987.4 JR西日本移行 2020.7 JR西日本定年退職 2020.9 株式会社ケミカル工事入社
・JR在籍時、小倉、岡山、関西エリアの鉄道構造物の土木メンテナンスに携わる
・阪神大震災では、管理現場に在籍、その復旧に関わる
その後もコンクリート問題等、構造物の管理に従事
・ケミカル工事では、受託、請負物件の現場管理、施主・元請調整、鉄道主体の営業に従事
・現在 株式会社ケミカル工事 西日本支店 担当部長

昭和40年代、高度成長期に建設されたインフラは、コンクリート問題を色濃く残す路線が存在する。当時の国家イベント達成や都市間移動の速達化を事由に建設された背景をもつ路線もあり、関西地区では阪神淡路大震災(1995年1月)により、大被害に見舞われた経験を持つものも少なくない。テーマとした路線のひとつにおいて、コンクリート構造物の劣化が社会問題化したことで、メンテナンスの適正化に取り組まれ、現在では検査手法、工事方法等、コンクリート劣化を生まれもつ高度成長期の構造物を厳重に管理されておられる。弊社もまた、このメンテナンスに協力する上で、施工管理における技術提供者としてチャレンジしてきた。下支えする技術集団として、工事や検査の品質向上や効率性に取り組み、一定の安定を獲得したので、この機会にインフラ構造物の維持管理をテーマに、そのメンテナンス技術について活動内容を講演する。

Session 3-2

16:25~17:00

『構造物は今、今後の問題』

株式会社ケミカル工事
技術顧問 沼田 憲・1974.3茨城大学農学部農業工学科卒・1974.4㈱奥村組入社・2018.11株式会社ケミカル工事入社(施工管理業務約15年,工務・設計関連業務約14年、リニューアル関連業務 約15年(主業務は、調査・診断・提案設計))技術顧問として現在に至る。

日本では、社会資本が一定のレベルで整備され、誰でもが当たり前のように利用しています。しかし、多くの施設が高度成長期と言われた時期に築造されたもので、経年の影響は確実に進行しており、適切な管理を行っていなければ必ず破壊されます、現在その時期に達している状況です。
社会資本の維持管理において、多くの苦労を伴う努力の基に維持されている状況と、行政を含めた管理者側の認識程度が大きな障害になっていること、人口減少に伴う労働者確保等の問題、利用者側では利便性の要求が進んでいることを認識していただきたいと思います。本講演では、建設白書のデータと、知っている範囲での現状をご紹介いたします。
閉会 アンケート入力 17:00 ~ 17:10

【CPDSご希望の方へのお知らせ:「名前の変更方法やチャットのやり方」

動画での説明:「お名前の変更方法のやり方」⇐ コチラの文字の上をクリックしますと動画での説明となります。

自由参加:ZOOMでの「名前の変更方法やチャットのやり方」を3月17日(木)17:00より、リハーサルを致します(15分程度)。自由参加となります。CPDSをご希望で、操作に不安のある方はお時間ご都合をつけてご参加ください。※当セミナーにお申込をいただいた方へは、事前にリハーサル専用ZOOMのURLとパスコードをお送りいたします。


新建新聞社とは
新建新聞社は長野県長野市に本社を置く、創業70年を超える「インフラメディア」企業です。 国土交通省建設専門紙記者会などに加盟。自らも地域に生きる中小企業である企業市民としての目線と当事者意識をベースに、「建設」「住宅」「危機管理」という地域のインフラに関わる分野で専門メディアを発刊しています。建設分野においては、長野県内で新聞メディア(業界情報紙・日刊工事情報紙)やウェブでの情報提供サービス、セミナーなどを通じて、建設業界に関わる様々な情報を発信。地域建設業の応援紙として活動しております。