6月24日:オンラインセミナー第2弾「土木インフラDX推進セミナー」

  • CPDS 4ユニット※
  • 建コンCPD
  • 測量系CPD
  • 建築系CPD

※は申請中

新建新聞社主催 建設実務者スキルアップセミナー第2弾

~現場のDX推進、主役は地域建設業だ!~

 インフラの整備、メンテナンスは、全国的な自然災害の増加や、担い手不足、限られた予算の有効活用などの課題と直面しております。さらに新型コロナウイルスへの対応や、5G,AIなど新技術の進展も重なり、まさに新しい建設業のあり方への過渡期となります。国土交通省では、4月1日、建設現場のさらなる生産性向上に向け、i-Constructionの新たな取り組みとして「中小企業などのICT施工利活用環境の充実」「生産性向上のための工法、材料などの導入拡大」「CIMの活用推進」などを実施すると発表しました。i-Constructionの主役は、従来の国、ゼネコン、大手建機メーカー主導から地域建設業、地方公共団体へと変遷してまいります。 

 建設業のDX推進の背景と概要はどのようなものか、地域建設業が積極的に取り組むべき現場技術とはなにか、現場に携わる技術者が今知っておきたい最新工法とは-。当セミナーでは、第一人者よりそれぞれの分野の最新情報や現場実例を紹介。取り組むべきポイントを解説します。

開催概要

時間 6月24日(木)13:00~17:00 (受付12:20~)※調整中
会場 オンラインセミナー(ZOOMを利用)
継続学習支援制度 CPDS 4ユニット ※申請中。単位の申請は事務局が代行します。CPDSの規約により、オンラインセミナーでは各個人での申請はできません。
定員 200名 (先着順:定員に達し次第受付終了となります)
受講料 ■ 無料
■ CPDS申請をされる方は、代行手数料として別途 5,500円(税込み) となります。
(形態コード101-1 通常のLIVEセミナーと同様で、インターネット学習 形態コード403ではありません)
※CPDSのオンラインセミナー規約に従い、事務局にて視聴状況を常時確認が必要となります。
申込締切 6月21日(月)17:00まで
主催 新建新聞社
後援 一般社団法人全国建設業協会 ほか ※依頼中

プログラム  

※一部、時間調整につき変更する場合があります。予めご了承ください。

introduction

■ 13:00 〜 13:30  

『2021年度からのi-Con、何が変わる?』

株式会社 新建新聞社
新建新聞編集長 酒井 真一信州大学人文学部卒業。「地域の基盤を支える建設業を伝える仕事」に惹かれて 建設専門紙・新建新聞社に入社。日本全国、韓国、上海、タイ、ドイツ、オーストリア、スイスなどで建設に関わる仕事を取材。グローバルbizジャーナル 副編集長、新建ハウジング 特集リーダーを歴任。2019年から新建新聞編集長を務めている。長野県建設業協会の学校向けフライヤーやポスター、同青年部会の入職支援フリー冊子『LIFE』、同女性部会冊子、千葉県建設業協会動画『建者くんの 冒険』などで企画・デザイン・テキスト制作・プロデュースを実施しているほか、一部会議ではアドバイザーとして参加もしている。ポリシーは「建設業リブランディング」。それによって、地域を支え、命を守っている建設業の魅力と重要性を広く伝えたいとしている。

「インフラDX」を進める国土交通省だが、4月1日には建設現場のさらなる生産性向上に向け、2021年度のi-Constructionの新たな取り組みを発表。「中小企業等のICT施工利活用環境の充実」や「生産性向上のための工法、材料等の導入拡大」等を実施するとした。従来の建機をICT施工に対応させる機器や、入札時に生産性向上の取り組みを評価する取り組みの試行なども行うという。では、そうした建設業のデジタル化はどういう狙いで行い、工事現場はどのように変化するのか――。取材を通じて聞こえてきた現場からの声や事例も交え、イントロダクションとして全体像を解説する。

Session 1

■ 13:30〜 14:30   

『インフラ分野のDX推進の背景とBIM/CIMの活用について』

大阪大学 大学院 工学研究科
教授 矢吹 信喜東京大学工学部土木工学科卒業、米国スタンフォード大学土木工学専攻修士(M.S.)・博士(Ph.D.)修了。電源開発株式会社、室蘭工業大学を経て、2008年より現職。専門は土木情報学。BIM/CIM,AI,IoT,VR/AR/MRなどを研究。国土交通省BIM/CIM推進委員会委員長。内閣府PRISM革新的建設・インフラ維持管理技術/革新的防災・減災技術領域運営委員会委員、アジア土木情報学会(AGCEI)会長、国際土木建築コンピューティング学会(ISCCBE)副会長、土木学会土木情報学委員会元委員長、国際土木委員会委員長

国土交通省は2020年にインフラDX推進本部を発足し、2023年度までに小規模を除くすべての公共工事にBIM/CIMを段階的に原則適用する。そのためにBIM/CIM推進委員会では、ガイドライン、基準要領、実施体制、国際標準、人材育成などの検討や対応を、関係各機関の協力の下で鋭意進めている。本講演では、なぜ今インフラDXを推進しなければならないのか、その背景を解説し、ICT、とりわけBIM/CIM活用のメリットと今後の展望について解説する。
休憩 10分

Session 2

■ 14:40〜 15:40  

『既存の建機を自動運転化する技術』

株式会社加藤組  
取締役土木部 部長 原田 英司 広島県生まれ。国立呉工業高等専門学校土木工学科卒業後広島市役所に入所し下水道事業の計画設計を担当後、現場監督業務を担当する。その後建設コンサルタント会社に入社。建築測量を担当後、下水道工事などの施工管理をおこなう。2002年に株式会社加藤組入社。下水道、トンネル、水道施設、法面対策、道路改良工事など主に一般土木工事の施工管理や、
工務全般も担当する。会社全体の施工の高品質化・高度化を模索し、公共工事(国土交通省)のICT化の方針に伴い、現場のICT技術導入を推進している。

 生産性向上と魅力ある建設現場を目指し、i-Constructionという取組が始まり今年で丸5年が経過し、ICT技術の導入は当たり前になりつつあるが、中小企業においては、まだ浸透しておらず、小規模現場においてのICT技術の活用が求められている。今回は、中山間地域に本拠地を置く中小企業である弊社が取り組んだ最近の事例を紹介する。
休憩 10分

Session 3

■ 15:50 〜 16:50

『手持ちの建機を生産性向上マシンに』

株式会社ホーシン 測器事業部 
課長代理 川岸 卓也 iDigの日本国内販売開始時より従事しキャリブレーション実績は世界NO1を誇ります。
・家族:妻、子供3人  ・趣味:カラオケ ・Instagram:taku_KG

生産性向上をさせる為の第一歩として何が出来るのか、小難しい内容は抜きにして現場事例、動画を中心に、とにかく簡単シンプルに生産性向上が出来る方法をご紹介する。

閉  会 17:00  ※アンケート入力

新建新聞社とは
新建新聞社は長野県長野市に本社を置く、創業70年を超える「インフラメディア」企業です。 国土交通省建設専門紙記者会などに加盟。自らも地域に生きる中小企業である企業市民としての目線と当事者意識をベースに、「建設」「住宅」「危機管理」という地域のインフラに関わる分野で専門メディアを発刊しています。建設分野においては、長野県内で新聞メディア(業界情報紙・日刊工事情報紙)やウェブでの情報提供サービス、セミナーなどを通じて、建設業界に関わる様々な情報を発信。地域建設業の応援紙として活動しております。