9月16日開催「土木インフラセミナー 砂防(水系砂防)編」

  • CPDS 7ユニット
  • 建コンCPD 5.83単位
  • 測量系CPD 6単位
  • 建築系CPD

※本セミナーは定員に達した為、受付を終了させていただきました。

豪雨などの頻発により同時多発化、大規模化する土砂災害から流域を守るために-。上流部での土砂や流木の流出を防ぐために、砂防施設の新設を急ぐほか、既設施設の機能強化・長寿命化が求められております。当セミナーでは、水系砂防の考え方に基づく行政の取り組みや、現場に求められている砂防施設の機能強化・長寿命化の先進技術の活用や方策について、研究・現場事例を中心に解説します。砂防現場に関わるすべての技術者の方に聞いていただきたい内容となります。ぜひお申込みください。

開催概要

時間 2020年9月16日(水曜日) 9:50〜 17:30(受付開始 9:20)
会場 Mウイング文化センター 南6階ホール(中央公民館:松本市)
継続学習支援制度 土木施工管理技士CPDS 7ユニット
建コンCPD 5.83単位
測量系CPD 6単位
定員 90名 ※新型コロナウィルス感染拡大防止の為、会場定員360人を縮小して開催
受講料 共催団体所属者/自治体 7,700円(税込)
購 読 者       8,800円(税込)
一般受講者       11,000円(税込)
優待受講券      1枚(一人あたり)
※テキスト、食事補助券(QUOカードとなります)
※お弁当のご用意はありませんのでご注意ください。
申込締切 9月11日(金) 17:00まで ※定員に達し次第受付終了とさせて頂きます。    
主催 新建新聞社
共催 (一社)建設コンサルタンツ協会、(一社)長野県測量設計業協会
後援 国土交通省(一社)、長野県、(一社)長野県建設業協会、長野県土木施工管理技士会、長野県コンクリート補修・補強協会、
※依頼予定


協賛企業

チラシダウンロード

講演内容/講師紹介

Session 1

■ 9:50〜 10:50

『国土交通省と松本砂防事務所の取り組み』

国土交通省 北陸地方整備局 松本砂防事務所
所長 石田 孝司

近年発生した土砂災害、国土交通省が進めるi-Constructionや砂防ICT、BIM/CIM推進に向けての取り組み、同事務所が水系砂防のために取り組んでいる内容などについて紹介します。

Session 2

■ 11:00 〜 12:00   

『流域を保全する土砂災害対策 ~令和元年東日本台風災害の復興に向けて~』

長野県 建設部 砂防課
課長 藤本 済

長野県砂防課では、令和元年東日本台風災害での被害並びに近年全国で頻発している豪雨災害を受け、流域の治水砂防安全度向上に資する、上流・支流での土砂災害対策を「流域を保全する土砂災害対策」と銘打ち、主要施策として進めている。 今回は、長野県で「治水上砂防」を進めてきた砂防の歴史を振り返るとともに、全国的に頻発する豪雨災害の状況も踏まえ、「流域を保全する土砂災害対策」について講演する。

Session 3

■ 13:00 〜 13:40  

『弊社のICT施工の内製化の取り組みと内製化が機能した砂防工事の紹介』

株式会社種村建設 土木部
情報システム主任 ICT施工推進グループ 大嶋 卓

弊社のICT施工(年表形式)について、弊社のICT施工内製化(3D測量/3D設計データ作成/3D出来形管理)の内容と内製化を目指した経緯(外注に丸投げする問題点と内製化する利点)について紹介する。内製化が機能した砂防工事(登川流路工第8号床固工改築工事)の事例も発表する。

Session 4

■ 13:50〜 14:30  

『土砂災害に立ち向かうために鋼製砂防構造物が出来ること ~JFE建材が放つ3本の矢~』

JFE建材株式会社 防災技術部 防災技術室
室長 吉田 一雄

近年の土砂災害に見られる特徴として,短時間での局地的豪雨や数時間にわたって同じ場所に集中豪雨をもたらす線状降水帯によって各地で大規模な土砂災害が発生している。その土砂災害を防止するためにJFE建材が放つ3本の矢「土石流対策工J-スリット」、「既設堰堤の流木対策工J-HDスリット」、「小規模渓流対策工JDフェンス」を紹介する。

Session 5

■ 14:40 〜 15:10

『小規模渓流を対象とした土石流・流木対策工(アーバンガード)について』

株式会社プロテックエンジニアリング 技術部
部長 山本 満明

近年、線状降水帯やゲリラ豪雨等の局地的な大雨による土砂災害の発生が増加傾向にあり、この様な現状の中、小規模な渓流にて発生する土石流・流木への対策が必要となっている。当講演では、現状を踏まえた対策工の一つとして、『小規模渓流向けの杭式土石流・流木対策工(アーバンガード)』を紹介する。

Session 6

■ 15:20 〜 16:20   

『レベル2荷重に対する砂防堰堤の安全性照査』

一般財団法人 砂防・地すべり技術センター 砂防技術研究所
次長 嶋 丈示

大規模土石流に対して、鋼製透過型砂防堰堤については、許容応力度を越えて大変形した場合の安全性の考え方を。コンクリート製不透過型砂防堰堤については、老朽化した堰堤の打ち継ぎ目を考慮した安定性の考え方について解説する。

Session 7

■ 16:30 〜 17:30   

『被災事例等を踏まえた砂防堰堤の新設・補強設計における留意点』

日本工営株式会社 砂防部
専門部長 村松 広久

近年、激甚な土砂災害が頻発する中、砂防施設の長寿命化や強靭化が求められている。これまでの砂防堰堤の変状や被災事例を紹介するとともに、これらの事例や現場条件、土砂水理特性を踏まえた砂防堰堤設計における留意点を解説する。

アンケート記入

■ 〜 17:30    

■ 閉  会 17:30

アクセス

Mウイング文化センター(中央公民館)6階ホール
〒390-0811
長野県松本市中央1丁目18番1号
電話 0263-32-1132
FAX 0263-37-1153

アクセス

🚃JR松本駅
・徒歩 5分
🚗中央自動車道 松本インター
・ 約15分

【新型コロナ感染症対策方針】
新建新聞社では、政府・長野県・開催地域が定めている最新のイベント開催判断基準に基づき対応・対策を進めております。本セミナーは参加者を会場定員の5割以下とし実施いたします。このほか、室内換気や消毒などの感染予防対策を徹底して開催。ただし、今後の感染拡大状況によっては、急遽中止とする場合もございます。その際は、速やかに改めてご案内いたします。

【参加費の返金・免責事項について】
新建新聞社では、セミナー開催に向け最善の努力をいたしますが、当社の都合または判断でセミナーの開催を中止した場合は、お振込みいただきました受講料を全額返金いたします。なお、開催中止の場合、旅費交通費や入金時の振込手数料などの補償はございませんので予めご了承ください。
それ以外の場合は、受講料の返金対象にはなりませんのでご了承ください。自然災害の要素に帰すべきに理由、政治若しくは経済の混乱、第三者の命令または指示でお客様がセミナーに参加できなくなった場合なども、返金対象となりませんのでご理解をお願い致します。